THE OBEROI BALI / インドネシア(バリ島/スミニャック)
CONTENTS
変わらないバリの空気感がそのままある奇跡のホテル
「いつまでも自分が若い時のままでいてほしい」と想う風景や光景がある。けれどこの現代においては本当に難しいこと。
ここ十数年のバリ島のスクラップアンドビルドは凄まじいものがあり、他の方面に移った古き良きバリ島を知っているリピーターも少なくない。
その中にあって「どこか控えめな昔のままのバリニーズスタイル」を大切に残している奇跡のホテルが、ジ・オベロイ・バリだ。
オープンは1978年。スミニャックの端、ホテルの敷地から一歩歩き出せば、洒落たレストランやバーが並び、車の渋滞するスミニャック通りにあって、オベロイの敷地内は本当に静かだ。
バリの民族衣装を着たホテルスタッフにフランジパニのレイで迎えられ、流暢な英語で迎えられる。(数十年前からこのホテルのスタッフの英語は本当に流暢だった)
美しい芝の広いガーデン、右手にビーチ、時にブーゲンビリアの咲き乱れるホテルのモチーフの亀甲型の石畳の小径を進むとヘラ屋のラナイが点在している。
「あぁこれこそバリ島だ!」思わず声がでそうになる。
ホテル全体に満ちている心地よいゲストとの距離感
カテゴリーは大きく2つ。ラナイとヴィラ。ヴィラは200平米で、石垣で囲われたプライベート空間。大きめのプールや東屋など、ヴィラの中でもゆったりとしたバリライフが楽しめるようになっている。スタンダードカテゴリーのラグジュアリーラナイは、比較的こじんまりしているが、用意されているフルーツやナイフ、バティックのナプキンに至るまでどこか品がある。バスルームにはアーユルヴェディックなアメニティ。これが至極いい香り。バスタブの横には大きなキャンドルがあり、バスローブやスリッパ、リネンにも高級感がある。
ラナイにはテーブルがあり、日がな遠くに波の音を聞きながら過ごすこともできる。
贅沢な新ホテルと比べれば、ごく普通のシンプルなファシリティが、逆にちょうど良い。
ジ・オベロイの素晴らしさは、雰囲気もさることながら、そのサービス。
部屋から少し外出すると、いつの間にかキチンと清掃され、スマホの充電器のコンセントや本なども綺麗に整えられているとか、
モーニングコールを頼むと、和かなスタッフがコーヒーを持って起こしに来てくれるとか、
ホテルのサービスとしては何気ないことばかりなのだが、それこそが「おもてなし」というものなのだろう。
ファシリティばかり良くてサービスが良くないホテルは、意外と少なくない中、
どのスタッフも優しい笑みを浮かべ、控えめな動きながら気の利いた対応をしてくれる。
うわべだけではない本物のホスピタリティは、やはり長年老舗ホテルとして、大切に守られ続けたものなのだと思う。
日替わりで楽しむホテルライフ
朝食はビーチが目の前の「Frangipani Cafe」。現地価格としては決して安くはないが、
ジェンガラケラミックの食器ででてくる様々なメニューは本当に美味で贅沢。
午後は「Kayu Bar」でのアフタヌーンティータイムや毎日子供のバリ舞踊やガムラン、
バリ絵画などを見ることができ、バリカルチャーがさりげなく紹介されている。
また、曜日によりカクテルパーティやバリ舞踊などのエンターテイメントなどもあり、宿泊の曜日を選ぶのもポイントの一つだ。
スミニャックエリアへの無料送迎サービスも利用できる。
決してきらびやかではないが、確かなサービスで、本当のバリの姿に触れるとしたら、
ぜひこのホテルをぜひお勧めしたい。
PINKがおすすめするポイント!
「昔と変わらないバリ」が美しいまま体験できる稀有なホテル
老舗ラグジュアリーホテルの名に恥じないおもてなしのサービス
お子様連れからご高齢の親御さんとの旅行まで対応可能
ホテル情報
ホテル名 | ジ・オベロイ・バリ – THE OBEROI BALI |
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住所 | Seminyak Beach, Jalan Kayu Aya, Denpasar – 80361, Bali, Indonesia |
TEL | +62 361 73 0361 |
FAX | |
部屋数 | 75 |
URL | http://www.oberoihotels.com/hotels-in-bali/ |
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