タイ旅行|大人が学ぶ「タイ 再発見」の旅

バックパックを背負ってカオサンにたむろしていた人達も、気付けばすっかりイイ歳。ここ20年でうなぎ登りに発展したタイ。特にバンコクは、すっかり成熟した街となり、世界中のチェーンホテルが林立し、小綺麗な店が軒を連ねるワールドシティになりました。ところがどっこい、愛すべきプミポン国王がお亡くなりになれば丸一年人々は黒い服を着続け、ミシュラン星付のレストランの正面のパッタイの屋台が絶妙に美味しかったり、日本では中々見ることがないほど大勢のニューハーフに会え、ソンクランの時期には世界中から数万人数のLGBTQが集まってくる・・・

全てにた寛容であり、律儀であり、新旧入り乱れている世の流れに、実はしっかり自分たちのペースで生きているタイ人には、我々日本人も学ぶべき点はありそうです。

PINKでは、「タイの魅力の源は、その歴史とタイ人の気質にあり」という考えの元、あえて今タイのツアーを企画しました。もしかしたら真のダイバーシティかもしれないバンコクをはじめ、知れば知るほど深みにはまる タイへようこそ。

タイの基本情報

Hidden Lanna Treasures at Tamarind Boutique

日本の約1.4倍、76県。気候も大きく4つに分かれ、正にバラエティに富んだ地形で、何度行っても楽しめるリピーター率NO1の国 タイ。ホテルも千差万別、あらゆるタイプのホテルがあると言えます。PINKでは益々発展を続ける都会バンコクはもちろん、サメット島、クラビ、カオラック、クッド島をはじめ、プーケット、サムイ、チェンマイ、ホアヒンなどタイのあらゆるエリアへの手配が可能です。ツアー以外にも「トラベルパートナー」「どんなホテルが好みか」「何をしたいか」などを是非お聞かせ下さい。PINKがプランをご紹介いたします。

■シーズン 年間を通じて気温は高めだが南北に長いため、バンコクと南部のマレー半島、北部の山岳地帯、東北部の高原地帯では気候が多少異なり、季節は一般的に雨季、乾季、暑季の3つに分けられる。バンコクやチェンマイ、プーケットは熱帯モンスーン気候帯に属し、4月~5月は最も暑く、5月後半~10月は雨季。マレー半島の内側、タイ湾に面するサムイ島はシーズンがほぼその逆。
雨期は基本的にうす曇りで、時々スコールのような雨が降る。
<おすすめのシーズン>
バンコク:11〜5月 プーケット:10〜3月 サムイ:4〜9月 クラビ:12〜2月 ホアヒン:11〜4月
■飛行時間(東京発着の場合) 首都バンコクまでは6〜7時間
■アクセス toブーケット 直行便で6時間半〜7時間半
toチェンマイ 直行便で9時半
toホアヒン バンコクから空路で30分・車で2時間半
toクラビ、サムイ バンコクから国内線で1時間半
toパタヤ バンコクから車で2時間半
■時差 日本との時差は-2時間。日本の正午がタイの10:00。
サマータイムはない
■ビザ 日本人パスポートの場合は、観光目的での入国ビザなしで
30日間迄滞在可能。
■パスポート保存期間 入国時に6か月以上必要
■通貨単位 バーツ
■観光局のホームページ:https://www.thailandtravel.or.jp/

もっと知的に深く楽しむための「旅のテーマを決めて」
「ちょっとだけ勉強する」大人旅のすすめ

PHOTO by NAOYA AKASHI

旅先の面白さに深みをつけるなら、ちょっとだけ学んでから出かけることをおすすめします。キーワードは、歴史、お料理、そして挨拶程度のちょっとした言葉を覚えておくことで、心の距離はぐっと縮まります。またその場所の名物料理や今流行っているメニューを知っていくのもよいものです。食事の思い出って意外に覚えているものです。

そしてカルチャー。その町の文化を知ることは、結果その土地や国の歴史を学ぶこと。何気なく見ていた町の風景がグッと愉しいものになるし、現地の方との会話に自然と気を配るようになります。これぞ大人!気持ち良くて、自分らしい大人旅を是非お楽しみ下さい。

PINKが注目したタイのポイント

すでに知り尽くした感がありそうなバンコクの街も、まだまた見逃しているスポットがいっぱい。きちんとしたガイドがつくからこそ面白い博物館やヨーロッピアンヘリテージ、チャイナタウンの隠れ家など、知的好奇心を忘れていない大人のための街歩きプランをラインナップ。

協力:タイ国政府観光庁

【PINKが注目しているラタナコシン島を中心にガイド一緒に深堀り街歩き】

バンコクが誕生した1782年頃から形成されたラタナコシンエリアは北、西、南はチャオプラヤ川、東は堀で区切られた別名「ラタナコシン島」とも呼ばれている場所。
タイ国の現王朝名はチャクリー王朝。また、王宮が運河とチャオプラヤ川に囲まれたラッタナコーシン島にあることから、ラッタナコーシン王朝と呼ばれます。現王朝はラーマ1世により創始され、バンコクを首都に約240年目を迎えようとしています。(ちなみに現在は10代目ラーマ10世。)
19世紀のラーマ5世時代、開国政策をつうじて国家の近代化を進めつつ、フランスとイギリスによる東南アジア大陸部の植民地化が強行されていた時代にありながら、タイはたくみな外交政策により、ラオスやカンボシア、マレー諸国とは異なり、東南アジアでは唯一の独立国のまま存続し続けました。
バンコク観光の定番スポットである三大寺院(ワット・プラケオ等)をはじめ、ワット・サケットやワット・ラーチャボピットやワット・ラカンといった歴史的に重要な寺院や格式の高い寺院やスポットも少なくありません。
更にチャイナタウンやヨーロッパカルチャーも混じって隠れた名所が多く、フォトジェニックな街並みは散策にぴったり。タイの王朝歴史を少しかじっていると深掘りしたくなるような大人旅にぴったりの魅力に溢れています。

近頃、昔ながらの家屋を活かしたおしゃれなデザイナーズショップ等が急増しているプラアーティット通り。また、バックパッカーの拠点が集まるカオサン通りや屋台や民家が密集するプラマハタート通り、仏具の問屋街として昔から有名なサオチンチャー地区、官庁街のラチャダムナーン通りなど、知っている人がいなければ見過ごしてしまいがちなスポットがいっぱい。特に表通りから路地に入ると、代々そこに暮らしてきた人々の生活を今でも垣間見ることができるのも愉しく、きっと新しいバンコクの発見になること間違いありません。

ちなみにバンコクの正式名称は、非常に長く、「世界一長い地名」としてギネスにも認定されています。ちなみに「アモーンラッタナコシン」は「インドラ神の不滅の宝石」という意味で、下記の正式名称の中に含まれています。
<バンコクの正式名称>クルンテープ・マハーナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロック・ポップ・ノッパラット・ラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィサヌカムプラシット

『ウォーキング・バンコク~バンコク15の今昔お散歩ルートマップ』をプレゼント

PINKのツアー「タイを見なおす旅」シリーズにご参加いただいたお客様には、王道観光名所から路地裏名店まで!タイをよく知っている人でさえ新しい発見があるお散歩ルートマップの『ウォーキング・バンコク~バンコク15の今昔お散歩ルートマップ』をプレゼントいたします。

王国 タイの歴史

これまで数多くの王家が生まれ、5つの王朝により受け継がれてきたタイ王国。
タイの発祥は、紀元前3000〜2000年頃、タイ東北部のウドンタニー地方に東南アジア固有の文明バーンチエン文化が誕生したことが起源と言われています。
タイ族の起源は明確ではありませんが、中国南部の雲南省周辺といわれ、タイ族が南下・西進を続けていた6世紀頃、タイ領内ではバンコク西部のナコンパトムエリアを中心に、タイで最初の大国ドヴァーラヴァティ国が誕生しました。東インドから移住してきたモーン族が興した国家で、彼らは独自の文字を持ち、仏教を信仰、チャオプラヤー川流域の肥沃な大地にタイの農業の礎も築いたといわれれています。

タイ北部で7世紀ごろから「ハリプンチャイ王国」、13世紀に入って、現在のチェンマイとバンコクの中間あたりのスコータイで栄えた「スコータイ王朝」、13世紀後半チェンマイを首都に栄えた「ランナータイ王朝」、14世紀に生まれた「アユタヤ王朝」など、当時はまだムアンと呼ばれる小さな国をそれぞれのエリアに築いていました。

それがスコータイ王朝でやっと国家としてまとまり、その後 一時期勢力の強かったビルマ(ミャンマー)にランナー王朝やスコータイ王朝が属国化されるも、16世紀に世界中の船が行き交うアユタヤを中心に勢力を増したアユタヤ王朝が生まれ、約400年の栄華を極めます。その後再び隣国ビルマの侵攻を受け、次の王朝、トンブリー王朝、そして今に繋がるチャックリー王朝を経て今の王朝につながります。1938年国名はシャムからタイに。ラオスやミャンマーなどの周辺国がイギリスやフランスによって植民地化される中、ずっと独立を守った国でもあり、それが、タイ人である誇りや王族への信頼が絶大であることにつながっているのかもしれません。       参考:タイ国政府観光庁ホームページ

タイ注目のホテル

タイでは、大まかなエリアとして「北部・中央部・東北部・東部・南部」にわかれております。
PINKでは、現在以下のエリアのホテルをご紹介しております。

北部:チェンマイ

タマリンド・ビレッジ / チェンマイ

タマリンド・ビレッジ
タマリンド・ビレッジ

チェンマイの旧市街、美しい竹林のトンネルを抜けた先にある静かなホテル。古都チェンマイを味わうにはうってつけの雰囲気と立地。ホテル主催のお寺巡り「ビレッジ・ウォーク」やカルチャー体験など、日替わりで様々なアクティビティが無料で楽しめます。

ラヤ・ヘリテージ / チェンマイ

ラヤ・ヘリテージ(チェンマイ)

空港からは約30分、市内から車で20分。ピン川沿にかなり北上した場所に2018年にオープンしたラヤヘリテージ。 「国境近辺」ならではのアジア風景。ラグジュアリーホテル経験者にも十分満足できるファシリティ。センスの良さとゆったり空間。旅慣れた大人にお勧めできるホテルです。

中央部:バンコク

バンコク・パブリッシング・レジデンス / バンコク

バンコク・パブリッシング・レジデンス

注目の穴場バンコク旧市街ラーンルアン通りの立地。旅慣れた大人だからこそ楽しめる居心地いい隠れ家。ホテルは4階建て。2階・3階がゲストルームで8室のみ。オーナーの趣味が程よくアピールされた居心地いいアダルトオンリーB&B。

ザ・サイアム(The Siam Hotel) / バンコク・リバーサイド

ゆったりとした空間と美術館のようなアンティークのインテリア。本当のラグジュアリーを実現したホテル。

ホテルによってラグジュアリーの捉え方は本当に様々だ。部屋数やレストランの店舗数やプールなどのファシリティの充実度ではかるいわゆる五つ星ホテル感覚はもはや古い気がしている。
2011年オープンのザ・サイアムは、他のホテルとはまるで違う、本物ならではの本当に贅沢な空気感のあるホテルと言える。

カボション・ホテル(Cabochon Hotel) / バンコク

1920年代の中国の租界時代の建物を意識したわずか8室だけのコロニアル邸宅風ホテル。

1920年代の中国の租界時代の建物を意識した4つのスイートルームと4つのスタジオルームのわずか8室だけのコロニアルホテル。

BTSのプロンポン駅から約600m、エンポリアムデパートまで約650m。という便利な立地ながら、スクンビット・ソイ45の突き当りで、喧騒のバンコクにいることを忘れてしまいそうなタイムトリップ感と隔絶感がこのホテルの最大の魅力だろう。

U サトーン バンコク(U Sathorn Bangkok) / バンコク

バンコクの住宅地の一角にある品のいい3階建て邸宅風のホテル。旅慣れた人のための隠れ家。

このホテルは、観光メインの旅には向いていない。程よいサイズ感でミニマムな施設。ゆっくり朝食をとり、プールサイドで本でも読んで、午後からのんびり出かけるスタイルのトラベラーにおすすめのホテルだ。

バニアンツリーホテルの脇道から住宅街に入ったところに現れる3階建て6棟。ゲストは、欧米人ファミリーやアジアのハネムーナー以外にLGBTカップルも少なくないそうだが、海外旅行が初めてでない方であれば、バンコク滞在を静かな場所で過ごしたいひとり旅の女性にもぴったりといえるホテルだろう。3台ある無料のレンタル自転車で付近のマッサージ店などに繰り出すといいだろう。ただし、タクシーの運転手でも迷うことが少なくないのでホテルの位置を示す地図を携帯などに用意しておく事をおすすめする。

リーヴァ・アルン (Riva Arun Bangkok) / バンコク

いざ観光しようとすると、意外に行くのが面倒な涅槃仏で有名なワット・ポーや王宮は徒歩圏内。一般的な観光客でごった返すそのエリアを時差で、ある意味とても贅沢な愉しみ方が出来るホテル。

すっかり都会に生まれ変わったバンコクの中心部にいながら、「タイらしい風景を味わいながら過ごすこと」は難しくなりました。かといって、地元の人ばかりの安価な宿にも今更泊まりたくない‥‥リヴァ・アルンの最大の売りは、その立地。

いざ観光しようとすると、意外に行くのが面倒な涅槃仏で有名なワット・ポーや王宮へはわずか5分。朝食前の散歩はもちろん、一般的な観光客でごった返すそのエリアを時差で散策できる立地にあり、ホテルすぐ横はバンコクのチャオプラヤー川を行き来する水上バスの停留所。そこから川向う、目の前にあるのが暁の寺ことワット・アルン。ある意味最高に贅沢なバンコクを愉しめるホテルなのです。

東部:クッド島

ソネバキリ (Soneva Kiri) / クッド島

バンコクからセスナとボートで辿り着く大人の贅沢な隠れ家。1ヴィラ400平米以上、全室プライベートプール付きのリゾートは意外にもファミリーにも
人気。

ソネバキリはタイとカンボジアの国境近くのクッド島にあるソネバグループのリゾート。「NO NEWS, NO SHOES」のコンセプトそのママの自然にどっぷりつかるタイの昔ながらの原風景を楽しむ大人のリゾートだ。バンコクからのセスナは1日3便。空港ではラウンジが利用できるVIP待遇で、近くの島から約5分のスピードボートで到着。このアクセスこそが、ドラマチックなアプローチを演出してくれる。

南部:プーケット

キーマラ(KEEMALA)/ プーケット

「プーケットを開拓した想像上の4つの民族」をテーマにした建築デザイナーからファブリックまですべてメイドインタイにこだわって、ナチュラルかつユニークなデザインの全室プライベートプール付ホテル。

ストーリーのあるホテルは、やっぱり面白い。キーマラは、「プーケットを開拓した想像上の4つの民族」をテーマとしたホテル。空想の世界を建築デザイナーからファブリックまですべてメイドインタイにこだわって、ナチュラルかつユニークなデザインで表現した各部屋は、思わず日替わりで泊まりたくなる珍しいホテル。38室全室プライベートプール付で、外界から離れたようなプライベートな時間を愉しむことができる。

タイのホテル一覧

ツアーに参加したお客様の声