実はかなり久しぶりのパリ。
まだ1フランが22円程度の頃で、ランチを1500円以下に抑えるのが難しい、というイメージがあった。
ユーロ導入は1999年なので、約15年ぶりということだ。
さてさて自分すっかり大人になり(笑)
歳を経たなりの楽しみ方ができ、改めてフランスの、ヨーロッパの愉しみを味わうことができた。
そもそも私はどこへ行くにも<食事>からまず日程を決める傾向にある。
今回もモンサンミンシェル&ノルマンディの古城に行く以外のスケジュールはすべて後付け。
まず決めたのは・・・<タイユバン>と<Hotel de Crillon>のランチ。
タイユバンはたまたま知り合いがいたため、このまたとない機会を利用しない手はない、と思いつつ、
さすがにディナーは控え、ホテル・ドゥ・クリヨンはインスペクションも兼ねた。
フランスは、世界の中でも食事にゆっくり時間をかける。
ランチを決めると、午後12〜16時の時間はそれで終わる。
そこに<午前中 ヴェルサイユ><夜 セーヌ川クルーズ>などを入れれば
もう日程表は一通り埋まってしまう。
今回行って思ったのは、
・歴史ある国の良さは、ある程度年齢を経ていくと愉しめる、ということ。
・そして、女性に増して、男性は、きちんとした身なりをこころがけるべきであるということ。
・そして初夏から秋まで、フランスを精力的に楽しむなら、今のシーズンが良いこと。
えてして欧米は服装で、レストランの席や対応が見事にかわる。
今回はジャケットと革靴が活躍した。
女性は、日常的に訪問場所に合わせて靴やバッグ、アクセサリーまで毎回考えてふるまっていることに
改めて感心した。
現地では半袖の日があったくらいの暖かさ。
そして日没が21時過ぎ。
いやはや多少体の調子も狂うが、そうれはもうみっちり観光できます!写真撮れます!
そして€始まって以来のユーロ安!
今日など1ユーロが100円を切っていてる!
今なら星付きレストランも怖くない。
そう今こそが、旬なフランスです。