HOME HOTEL / 台湾(台北)
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「ラグジュアリー=心地よさ」ではないことを教えてくれる
台北のランドマーク101が目の前、MRT市政府駅方徒歩数分のこのホテルのコンセプトはNO PLACE LIKE HOME」。ホテル看板より目立つ1Fのこのサインは各フロアにも掲げられている。「家ほどいいところはない、家が一番」という意味。(ホテルより)家がいい、をあえてのうたい文句としたホテルは新しい発想と言えよう。
温もりと温かみ
フロントは3F。日本語はできないが、流暢な英語で対応してくれる。きわめてシンプルなレセプションで手続きし、部屋に入って最初に受ける印象は「温かみ」だろう。ブラウンとモスグリーン+ホワイトに、壁面は木目。そこに愛らしいデザインのクッションなどがさりげなく置かれ、ミッドセンチェリーのイメージ。電話もわざと70年代ぽいものが使用されている。ちょうど日本のセレクトショップCIBONEやBEAMESなどがホテルとコラボしたらこんな感じになるかもしれない、と思わせるセンスの良さ。落ち着いた雰囲気で、なるほど「ただいま」と言いたくなる。
全113室。大きく3つのカテゴリーと、シティビューと101ビューに分かれる。101が本当に目前のため、毎年大晦日の101の花火パフォーマンス時に合わせて、101側の部屋は夏までにはたいてい満室になってしまうとか。特に10階以上の12番と着く部屋からの眺めはよいという噂。
室内の家具からアメニティ、ティッシュカバー、ごみ箱にいたるまで、Made in Taiwanと台湾デザインにこだわっている。
どの部屋も無料WIFI。スタンダードルームはすべてシャワーオンリー。このあたりは、若い顧客層向けかもしれない。スイートタイプの部屋は、60?ほどあり、ウォシュレット完備だ。
新たな発想
ゲストルームで使用した様々な小物やファブリックは,1Fの「Prefer@HOME」で購入ができる。ジムはホテルのすぐ裏NEO19にある一般開放されているFITNESS FACTORYを無料で使用できる。ヨガやピラティスのクラスもあるそう。
ホテル3Fには600種を超えるという珍しいウィスキーバー。朝食はここで食べることができるが週末は正統派のジャズライブのほか海外や日本のバンド演奏もある。
「1ホテルですべてのサービスを賄う」ではなく、どこか肩の力が抜けた、新たな世代の発想が感じられる。ホテルの立地からして少々近辺の喧噪が気になるとすれば、どちらかということ若い方向けのホテルかもしれない。
PINKがおすすめするポイント!
台北101エリアが好きな方、101を眺めたい方向き
滞在中に使用したお気に入りのホテルグッズが購入できる
気取らず、しかし快適な滞在を望むなら。
ホテル情報
ホテル名 | ホームホテル – HOME HOTEL |
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住所 | 台北市松仁路90号 |
TEL | (02)8789-0111 |
FAX | (02)8789-0222 |
部屋数 | 113 |
URL | http://www.homehotel.com.tw/index.htm |
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