先日、横浜美術館にておこなれている「松井冬子展」に行ってきました。
一昨年、当社も少しばかりお手伝いさせていただきました
フランスでのみ発表された作品の日本初公開をはじめ、
約100点という、ご自身の個展としましては最も大きなもののようです。
そもそも、和服の似合う あの花顔玉容(かがんぎょくよう)な松井さんと
作品の放つ空気とのギャップがありながら、
昨年12月より松任谷由美さんとのトークショーを皮切りに、
年末のNHK紅白の審査員などもつとめられ
精力的に活動していらっしゃるのを見聞きし、
とても驚いていました・・・・・
が、
この「松井冬子展」の放つパワーはもっと強烈なものでした。
* * *
パリのピカソ美術館など、作品の多さにアーティストの持つ精力に度々圧倒された覚えがありますが、
今回も 非常に大きな作品が多く、
しかもそれが日本画の繊細な毛筆で描かれていることにとにかく圧倒されました。
実は、はじめて「ちょっと怖い」とまで思ってしまったほどです。
一緒に行った友人も大変愉しんでくれた様子。
聞けば3月には松井氏の初めてデレクションされる<映像>も披露されるとか。(興味深々!)
新たな時代の日本画家の作品、ぜひ機会があったら行かれてみてはいかがでしょう?
横浜美術館「松井冬子展」