ヨーロッパ旅行|テーマを決めて楽しむ大人旅のすすめ

「ヨーロッパ」とはいやはやザックリとした呼び方ですが、ほとんどは地続きだから、ひとつの名で呼びたくなります。さてさて、ヨーロッパのどこから訪れましょう?

少しだけ勉強してから出かける・大人のヨーロッパ

イメージ
イメージ

世界196か国中、ヨーロッパは54カ国(2019年4月現在外務省調べ)、ちなみにEU(Europe Union/欧州連合)は28カ国(2019年6月現時点でイギリス含む)、ユネスコの世界遺産に至っては全1168件(2018年7月調べ/国をまたがる場合は重複換算)中509件がヨーロッパにあります。「伝統」「格式」「貴族」「宗教」・・・見えない伝統文化のとしての<カルチャー>はもちろん、アフリカの土の文化やアジアの木の文化の遺産と違い、ヨーロッパの石の文化が美しく残した<建物>の数々も、見ても見ても見飽きない大きな魅力となっています。

若かりし頃のバックパッカー旅とはちょっと変えて、自分の興味のあるテーマを決めて少しだけ勉強してから出かけることが、ヨーロッパ旅を何倍にも面白くする小さなコツ。

ハチミツ色の街・マルタ

マルタ(イメージ)
マルタ(イメージ)

マルタはイタリア半島のその先、地中海のへそと呼ばれるマルタ共和国。ヨーロッパでは有名なリゾート地。その治安の良さと世界遺産の城塞都市、中世の街並み、超古代遺跡やシーフードの美味しさなど、小さいながらも魅力満載。6月中旬から9月中旬までのサマーシーズンはリゾートライフやダイビングが楽しめて、オフシーズンは比較的気軽に楽しめるマルタ。世界遺産都市の首都ヴァレッタを中心に、短期間でも何よりも「自分の足で愉しめること」が最大の魅力かもしれません。


大人こそ遊べる・フランス

フランス(イメージ)
フランス(イメージ)

パリ!何度訪れても、ただただ街を彷徨っても「美しい」と思ってしまう都会もあれば、野生馬やフラミンゴが棲息する南仏プロヴァンスのカマルグのような場所もあります。パリからちょっと電車に乗れば、豊かな農業大国であることもわかります。フランスの自給率は100%以上。様々な意味で「強い国」を感じる国です。何でもない服装でもパリジェンヌやパリジャンはなぜかお洒落に見えるし、耳元でフランス語をささやかれたら・・・!?そう、きっと私たちはちょっとだけ「フランス」に弱いのです。

ある意味テーマが選びやすい国・スペイン

イメージ
イメージ

日帰りで行ける世界遺産が世界一多いといわれるマドリッド、アントニオ・ガウディ、サルバドール・ダリ、パブロ・ピカソなどスペイン生まれの天才を楽しめるバルセロナ、ミシュラン星付きのレストランがゴロゴロしているバスク地方、年間晴天率300日以上のコスタ・デル・ソル、そしてスペインの北西端にある都市「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」(キリスト教の三大聖地の一つ)を目指す巡礼の道(カミーノ・デ・サンティアゴ)・・・。どっぷりハマるテーマ満載の国スペインへ、ようこそ。

ラテンならではの緩さ・楽しさ・イタリア

イタリア(イメージ)
イタリア(イメージ)

アップルストアの角を曲がったら、目前に古代ローマ帝国の建物が現れたり、ローマはひっちゃかめっちゃかなくらいタイムトラベルを繰り返す街。そしてベネチア、フィレンツェ、ミラノ、ナポリ・・・どの街も悔しいくらい絵になる風景。美味しい料理やドルチェに、実はマザコン率が高い?陽気なイタリアーノや優しいマンマ(お母さん)とのちょっとした会話にもジョークが混じるラテンの気安さがうれしくなる・・・旅の楽しさがギュッと詰まったような国イタリアは、何度でも行きたくなる魅力あふれる人懐っこい国。