6時。鳥の鳴き声で目を覚ます。
少し遅れてレストランへ。
豆をすり潰した様なパステルグリーン重湯を一杯。
6時30分。ヨガ。
難しいポーズもどんどん出てくるけれど、そこはマイペースで。
7時45分。レストランへ。
朝食。席につくと、チェイサーの代わりに大量の白湯が注がれる。
そしてスープ、野菜の様々なカレー、たくさんのフルーツ。
比較的ボリュームあり。バナナの葉の上に盛られた料理は見た目にも十分美味しそう。
サラットさんと様々な話をする。責任感あるマネージャーだ。
本当に日本語が上手。
9時20分。
色鮮やかなサリーをまとった若い美人女医二人に連れられ、医療室へ。
まず聞かれるのは、排便と排尿の回数。
書面による問診、脈診、血圧、体重、身長を測る。
私の血圧の高さにひとしきりふたりは話し込み、
結局スチームバスとヘッドマッサージは見送りとなる。
そして、白湯と共に噛まなければならないという正露丸状の黒い粒と
鼻をすする私にはおちょこ量の真っ黒な薬草液。
9時45分。
さて それではトリーメントの始まり。
今日の私のメニューは
〓目をオイルで洗う施術〓首、肩のオイルマッサージ〓首、肩のバックフォーメーション〓シロダーラ
10室あるトリーメントルーム。男性には男性のスタッフが3人いる。
部屋に入り、バスタオル1枚になり、椅子に腰掛けると‥始まる
実は施術してくれるこのスタッフは、夕べ空港に出迎えに来てくれたニシャンタさんだ。男性ゲストがまだまだ少ないので、彼らはトリートメント以外にもオプションツアーの案内や時にはヨガも教えるスーパーマンだ。
首、肩のマッサージから始めるが、
上手い!力強さといい、少なくとも私が経験した中で、最も気持が良い。
マッサージベッドに横になってからの全身マッサージの時は
いつしか寝てしまい、記憶にございません!
特にシロダーラの時は、トリートメントルームに私のいびきが轟いたらしい。
シロダーラはある意味日本では最もポピュラーなアーユルヴェーダのメニューだが、特に時間と体調により、中々してもらえない。
美容には無関係で、精神面の治療に良いメニューとされているそうだ。
ところで、他の女性ゲストに聞くと、こんなに豊富にハーブオイルを使用するアーユルヴェーダも珍しい、と感動していたのを思い出す。
確かにオイルまみれの初日。
そのままハーブの葉がたくさん入った薬草風呂へ。
茶色くなったハーブを身体にかけられ、不思議な感じ。
風呂から上がると、スタッフが丁寧に身体を拭いて、短パンとサロンを着せてくれる。
これで初日の午前のトリートメントは終了。
そのままの状態で、レストランへ。
昼食は割合ボリューミイ。
美味しいスープ。ジャックフルーツ、苦瓜、茄子など主にヴィッタの私が食べるベキものばかりで作られた4種類のカレー。
スリランカでは数種類のカレーを混ぜて食べるのが正しい食べ方。
更に生の玉ねぎで、出来たサンバルや青菜を刻んだ付け合せを混ぜると、より美味に。締めにはデザートのフルーツとチャイがでる。
午後は、ホテルのオプションでローズクォーツマウンテンへ。