蒼井優の映画はもしかしたら初めてだったかも。
とあることが原因で刑事告訴され、罰金刑を受けた女性が
前科持ちの過去を隠しながら、日本の海や山、町で働き、
百万円貯めるごとに街を去ってゆく・・
そんなあらすじです。
海の家独特の淡くせつない出会いや
田舎人ならではの優しさと無神経さ
人との触れ合いの場面はリアルな感じだけれど、
蒼井優のどこか浮遊しているような存在感がよく
愛らしいのに、女性が持つ独特の芯の強さも感じられ
役柄にぴったりあっていると思いました。
共演の森山未來も何だかフツーな感じがよくて
甘酸っぱい、そしてあえてあいまいな、好きなラストです。
スケールがあえて大きくない、メイドインジャパンの良さがよくでているロードムービーです。
■監督:タナダユキ
主演:蒼井優、森山未來
2008年
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