いい映画だった。
圧倒的な説得力のあった写真誌「LIFE」が2007年に休刊になり、オンラインの流れにとなった事実をベースに、
同社に「ネガ担当」として長く従事していたあまりパッとしない主人公(ただし空想癖あり)が、
最終号の表紙の写真を求めて奔走していくうち、人生が変わり始めたかもしれない瞬間に出会う、
そんな映画。
肝心の写真のネガを持っている?カメラマン役がショーン・ペン。
彼を探して、探して主人公は、ニューヨーク⇒グリーンランド⇒アイスランド⇒ヒマヤラと破天荒な旅を続ける。
ショーン・ペンはなぜにこんなに恰好いいのだろう。
デイビット・フィンチャー監督の「ゲーム」もそうだったが、
人を翻弄するような人物が、 実にうまい。
人生は常に「選択」の連続。
そして、人は常に「期待」という夢と
現実という ある意味「落胆」をそのたび繰り返しながら、生き続ける。
それが人生。それがLIFE。
仕事で頭がモヤモヤしてる方 よいかもしれません。
そしてアイスランドに行きたくなるかも??
製作:2013年
監督:ベン・ステイラー
主演:ベン・ステイラー、ショーン・ペン、シャーリー・マークレーン