スタッフブログ〜こんなときに思うこと。

イギリスでは元オリンピック会場に10日間ほどで巨大な臨時病院が設営され、ペルーでは曜日別で男女別に外出が認められているという。アメリカでは新型コロナウィルスへの恐怖で、何故か銃が売れていて、フィリピンのドゥテルテ大統領は、都市封鎖への抗議活動に対し、「過激な行動を取れば射殺する」と警告し、ブラジルは経済活動を重視して自粛活動はしないらしい‥‥

切羽詰まった時、人は様々な行動をするものだ。
今回のウィルスは国家の人格や弱点を浮き彫りにした。

さて、私たちの暮らしている日本という国はどんな国だったのか?

こんな機会に様々な世界や政治の重要性に興味を持つのも良いかもしれない。
世界中で一つのテーマに対して意思決定して行動しているのだ。
業界や会社、そして家族、個人。それぞれの単位でそれぞれが対応策を考えて日々を過ごしている。
「この会社はこんな得どうするのだろう?」「自分はこんな時、どんな風に対応する人だったんだろう?」

我々旅行業界は、そもそも天災や政治にも左右されやすい平和産業。それなりに旅行業界に長く携わっている私自身、初めての事だらけ。日本という国が、本当にここ数十年平和であったことを自覚する。

今はただただほんの数か月前の「あたりまえの日常に感謝」の気持でいっぱいだ。

でも、きっと<明ける時が来る>と信じている。

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ところで我が家のトイレには樹木希林さんの本がいつでも読めるように置いてある(トイレでゴメンなさい)

最近、以前に増して、彼女の言葉がじわりと心に伝わってくる。

「自分の判断を超えるものに対して、拒否したり溺れたりしないでもう少し自然でいたいなあと思うのね。
だって、それほどわたしは強くも弱くも偉くも駄目でもないんだもの。」

「人間はあした地球が滅ぶとわかっていても、きょうリンゴの木を植えなきゃならないものなのよ。そういうふうに考えて生きていきましょうよ。」

「どうぞ、物事を面白く受け取って、愉快に生きて。あんまり頑張らないで、でもへこたれないで。」

日々を大切に,丁寧に過ごさなきゃ。そう思っている。