ESTAは2年ほど前より開始された、アメリカ入国の際に確認される電子認証システムです。
ESTA自体は、パソコンをお持ちなら、どなたでも簡単に認証を受けられる査証(ビザ)のようなものです。
きたる9月8日よりこのESTAが有料化されます。
おひとり1回14$。
これで年間40億ドル(約3600億円)の新たな経済効果が見込める、といいます。
経済が急速に悪化したアメリカの一つの景気対策です。
手数料は、米国を旅行デスティネーションとして海外にアピールするための費用として、アメリカの旅行業界が用意するプロモーション予算とほぼ同額を手数料収入から拠出するもので、今後5年間にわたって毎年最大で2億米ドルがプロモーションに投じられることになるそうです。
また、手数料が徴収されるのは、ESTAを新規取得する際と、パスポートを新しくした際など再申請する場合ですが、
支払いはクレジットカードかデビットカードのみ受け付け、現在のところマスターカード、ビザ、アメリカン・エキスプレスの使用を認めています。
これからは「クレジットカードを持っていること」「パソコンができること」がアメリカに入国できる前提条件になるとでも言うのでしょうか?
特にお年寄りの渡航者が心配です。
こうした方達をあっさり切り捨てるあたりがアメリカという国のすごいところです。
日本みたいに迷っていません。
しかしながら、例えば2年間の有効期間内に、登録情報を更新するだけの場合などは無料といいます。
とりあえず有料になる前に、みなさん取得されてはいかがでしょう。