このところ海外に行った際

「現地で髪の毛を切る」という<遊び>をすることがあります。

以前サンフランシスコで、「前髪パッツン&襟足だけ妙に長め」
という 欧米人の思い描くアジアの子供風の髪型にされてから

一応切るのはアジア限定にはしています。

私の顔が韓流系?ということもあり、大失敗の確率が少ないと思うからです。
(ちなみに南国系顔の友人は、エジプトやバリで挑戦)

ブータンでは、ティンプーで 、中々腕が良いといわれているインド人たちの床屋へ。
丁度訪れた時期が、子供たちの冬休み明け最終日とあって、ものすごい混みよう。
8畳程度のお店の中に10人くらいのブータンの子供達がいる
とても混んでいる店でした。
もちろん鋏は1種類。あとは櫛のみでサッサと切っていきます。
ガイドさんにおおよそのリクエストを頼んでもらい、
切ること約5分。
早い! 金額は5$程度。
ブータンカットはなかなか気に入り、そのまま1、2か月はそのままに。

そしてソウル。
新沙近くのごく普通の銭湯の中にある床屋。
あかすり後に、トライ。
英語も日本語もまったく通じず、
ゼスチャーでリクエストをする始末。
おじさんもかなり困っていた様子。
慎重な面持ちで丁寧に切ってくれました。
20分700円。

「髪の毛を切る」、というのは店員と
ある意味密着に近い状態で、
しかもふたりだけの微妙な時間を過ごすものです。

この独特の緊張感が面白い。

言葉が話せたら、もっと違う楽しみになるかと思いますが、
お互い言葉が通じない中で芽生えていく共感?を感じられる
結構面白い遊びではないかと、ハタ迷惑な客だとは思いますが
時々楽しませていただいています。