写真のニットは、ここ数年毎冬イヌたちに着せているお気に入りのニット。
かのMISSONIの工房直伝のニット作家の方からの頂きもの・・らしいのですが、
とにかく可愛らしく、イヌたちも「かわいい」といわれるからお気に入りの服のひとつ。
みんな喜んで着てくれる。
編み物の思い出といえば、
むかーしむかーし高校生の時に 手編みのマフラーと、手袋をそれぞれ別の女の子にもらったことがあった。
「指が長い」とどこかで聞いてきた子が編んでくれた手袋は、
まるでET状態で、長すぎて、モノをつかむことができなかった。
そして、「首が長い」とどこかで聞いてきた子がくれた
長い長ーいマフラーは、
自転車で登校する際、ハラリと落ちて、車輪にからまり、
まるでホラー映画のように首がググッ!と締まり・・・・死ぬ思いをした。
私はそれ以来「手編みがこわい」。
私のことを様々思いやり、作ってくださったものだが、
その「思いやり」はぼんやりとしたイメージであったのだろう。
相手に喜んでいただくには、
事前のデータ収集がポイントだ。
それは正確でなければならず、
しかも「それを提供した場合」どのような反応を相手がするか、
予め一度想像してみるべきであろう。
「思い」と「思い込み」の違い、
大人になってやっとわかった気がする。