この正月に、いつかやってみたいな、と思っていたことをしました。

私は東京生まれ東京育ちなのですが、「自分の生まれ育ったなじみ深い場所を見て回る」ことをやってみたかったのです。
私は両親の都合もあって、同じ区内で数回引っ越しをしており、近いせいか、かえってそれらをもう数十年訪れてはいませんでした。

人も車も少ない正月に自転車で巡るのが一番と思い、出発してみました。

中学校→小学校→幼稚園
幼稚園の時よく遊んでいた神社、小学校の時よく遊んでいた空き地
中学の時通っていた通学路、そして子供頃住んでいた家・・・・・

訪れたすべての場所が
なぜかとても小さく、狭く感じたのが第一印象。

現在身長が180ある私は、当時どのくらいの目線でこれらを眺めていたのだろう、などと思ったり、広く感じていた校庭ってこんなもんだったっけ?と思ったり。

さらに、よく駆け回った空き地に、「こんなに家って建てられるんだ」と思うくらいの多軒数の建売住宅が建っていたり、幼小期から小学校時代まで過ごした一番思い出深いアパートが、空虚な空き地になり、そこに綺麗なミカンが実っていたのが印象的でした。

変わるのがトウキョウであり街ですが、
どうか変わり果てないでぇ〜

帰りに中学までいつも坊主にしてくれていた床屋さんが、まだそのままあって、少しホッ。

スケールは小さいですが、郷愁と望郷の思いに耽った1日でした。