大好きなデビット・フィンチャー監督で、
ダニエル・クレイグ主演ということで、とても楽しみにしていた作品。
フィンチャー作品の楽しみはなんといっても オープニング。
かつての作品「セブン」や「ファイトクラブ」など、
冒頭部分を観ただけで鳥肌ものでした。
しかしながら
最近の作品にはちょっとその盛り上がりがかけていたので・す・が、
この作品のオープニングは(少々暴力的ですが)相当かっこいいですね。
音楽も素晴らしい!
私はこの部分見たさに2回観てしまいました(笑)
内容はいわばスェーデン版「犬神家の一族」なのですが、
(この書き方ひどい?)
ここに登場する背中にドラゴンのタトゥをした天才ハッカーのリスベットが
見ていくうちにとても魅力的になってきて、
ちょうど「羊たちの沈黙」のレスターがなんだか好きになってきそうな
独特のチョイ<悪にそまった気分>になるのが
絶妙に心地よいのです。
原作はベストセラーという点も「羊たち〜」に似ているかもしれません。
久しぶりに映画を見てから
原作を読もうかな?と思った作品でした。
2011年製作
監督:デビット・フィンチャー
主演:ダニエル・クレイグ、ルーニー・マーラー