ロサンゼルス郊外の無関係な十数人が織りなす24時間の群像劇。
私は群像ものが結構好きです。
群像ものといえば、今はなきロバート・アルトマン監督が何といっても好きですが、
この映画の魅力はなんといってもファンタスティックな終わりのシーンです。
ま、結構昔の映画なのでネタばれしてもよいかも知れませんが、
「カエルのシーン」です。
このポールトーマス・アンダーソン監督は、
「ブギーナイツ」(1997年)という1970年代後半から80年代にかけての、ポルノ産業にかかわる人間達を描いた佳作ですきになり、注目していたのですが、
この「マグノリア」は3時間近くの長い映画なので、なかなか見る機会がなかったのです。
好き嫌いはあるでしょうが、私はこの映画に出てくる偏っていたり、思っていることと別の行動に出てしまう悲しくもおかしい人間達にとても共感がもてます。
しかもあの結末は、私が考えるファンタジーの世界。
見ていて映画ってやっぱり面白い、と思いました。
ジュリアン・ムーアをはじめフィリップ・シーモア・ホフマン、トム・クルーズなどそうそうたるキャストもみものです。
アルトマン監督の「ショート・カッツ」も大好きな映画のひとつですが、
「マグノリア」の終わり方のほうが妙に落ちつぃたりして。
私が少し変わっているのでしょうか?
もし、これを読んで「マグノリア」をご覧になって
気持ち悪くなった方がいらしたら・・・・
ごめんなさい、です。
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