今夏は、初めてフェリーから花火を観る、というイベントに参加。
水上花火で有名な館山湾。
久里浜港から東京湾フェリーで片道2時間。
花火は全75分。
目の前で咲いては消える花火。
お腹に くる 爆音。
夏らしい 人いきれ。汗臭さ。
歓声。
花火ほどリアルに見ないと面白くないものはない。
気持が日常的に高揚している花火は独特の空気感と余韻が
素敵。
旅先で少しだけ会話した綺麗なヒトみたい。
束の間のわりに後を引く。
だからいい。
ずっと残らない潔さが美しい。
漆黒の海に跡をつける白波を眺めながら、
素敵な花火大会だった
と思う。
「恋は、遠い日の花火ではない。」
イイ歳になっても、恋は過ぎ去って手が届かないものではない、という名コピーを、
ふと思い出した。