ブータンでは、今月13日〜16日まで国王結婚のための祝日となっています。
今年10月は上旬と下旬のお祭りとも重なり
ドゥルク航空もとりづらく、やむなくお断りを申し上げたお問い合わせもちらほら。
結婚式の日、ブータンではTV中継はもちろん、
街から山道から国王を祝おうと、学生達など物凄い人出だったようです。
「人の幸せをうれしく思いたい」
「喜びを分かち合いたい」
そんな気持ちでテレビを見たのはいつのことだろう、とふと思ってしまいました。
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私は今年の東日本の震災以降、
めっきりテレビを見る時間が少なくなりました。
かねてからの政治に対する不満もさることながら、
たびたび流れる津波の映像をみるのがつらく、だんだん短くなり・・・
原発事故における事情隠蔽が決定打になり
「情報操作」が恐ろしくなり、いよいよ見なくなってしまいました。
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普段 車で2時間半のプナカ〜ティンプー間を
国王も沿道で祝福してくれる国民と交流しながら、丸1日かけて移動したようです。
実際 様々な人と話す限り、
ブータンの人々は確かに 国王を「本当に好き」な様子。
そして国王も「国のために尽くす」と有限実行。
国民にお祝いしてもらい、そしてその国民に応える国王と王妃。
ある意味シンプルな正解を
ブータンという国は
いつも明快に出してくれているような気がしてなりません。