大分に行って来た。
26年前に一緒に卒業旅行をしたメンバー。あの頃オーストラリアを貧乏旅行を1か月半、十分楽しんだ。どの写真を見ても笑顔ばかり。
友人が九州の実家に戻り、同じメンツで20年前位に大分、熊本、宮崎を車でずっと回った事があったけれど、その時は敷居が高過ぎて素通りした旅館があった。
由布院 亀の井別荘。
そして昨日同じメンツで 宿泊して来た。
旅館の楽しみ方もしっかり身につけて、
たっぷり。
そして、多分あの頃は憧ればかりで、ろくに良さも分からなかったであろうさり気なく飾られた生け花も、山の美しさも、今ならその素晴らしさを堪能した。
それに宿の方にも受け入れて頂ける年齢や風貌、振る舞いを
少しは自分達も身につけられたのではないか、と思った。
ただ受動的な利用者でいるのではなく、
先方に受け入れてもらえる素量を身につけ、タイミングを計ってから挑むような、
能動的な利用者になることは、
人生を楽しくする、と思う。
そういう意味で、「少し上」の存在感は大切なもの。
「いつか泊まってみたいホテル」をただお金の問題ではなく、楽しむタイミングを見計らっているような方、
僕は心から応援したい。