ティハルは、明日10月26・27・28の3日間
ダサイン祭りに次ぐ、ネパールの第二のヒンズーの大きなお祭りです。
光の祭りとしても有名なこのお祭りでは、主に3日間色々な儀式をやって祝います。
初日は、ヒンドゥ教でお金と財産の女神であるラクシミを祝います。
そして二日目は、ネワール族のマー・プジャと言う儀式。
マーと言うのは体の意味で、プジャはお祈りという意味。
「己の体のお祈りをするという意味です。
<心に潜んでいる悪い事や弱みを追い払う>という重要な意味を持っています。
上はこのマ・プジャの準備をしている写真です
三日目は、兄弟のお祭り日です。
姉妹が自分たちの兄弟の長寿と健康を願ってお祈りをし、
兄弟や姉妹がいない人は、お寺に行って神様にお祈りをします。
このお祭り前は日本のお正月の大掃除のように
家や事務所の大掃除し、お祭り中は家と周りを光で灯します。
明るい所にお金の女神ラクシミが来ると信じられているからです。
各家庭も盛大に祝いますが、特に商人たちがこのお祭りを大変盛大に祝います。
お祭り中は親戚と家族が団欒し、美味しい食べ物を食べ、自家製のお酒ロクシーを飲みます。
街角ではあちこちでギャンブルや爆竹も行い沸き立ちます。
ある意味 行事は心のデトックス。
そして家族が集まる大切な時間なのです。
たまにはご近所のお祭りに出向くのもよいかもしれませんね。