当社では、新たなディスティネーションとして
インドのプランを企画いたしました。
LOVE&TRAVELをテーマに、とにかく「安心感」をポイントにしています。
■現地に到着してから、空港をご出発されるまで日本語の専用ガイドがきっちりつきます。
■南インドまたは北インドと、インドの中でも比較的静かな田舎町に注目しています。
しかしながら、インドは大変広く、気候も色々です。
ここで、大まかにインドの気候のご説明をさせていただき、今後の皆さまのプランのご参考にしていただけましたらうれしいです。
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インドは北部カシミールが九州、南部がフィリピンあたりの緯度になります。
インドの北端と南端とではその気候的には、全く関連性はありません。
ヒマラヤ山脈周辺は寒冷気候、西北部は砂漠気候を含む乾燥気候、中部・東部の温帯気候、そして南部は熱帯気候となります。
季節によってもかなり変わりますので、インドに行く場合は事前のチェックをしっかり行っておくことが必要です。
<インド全体>
インドには大きく、雨季、乾季、暑季の3つの季節があります。
インドでは、だいたい6〜9月が雨季です。この時期はインド南西から、アラビア海の湿気を含んだ季節風(モンスーン)が吹き込み、大雨を降らせます。雨季はだいたい6月のはじめに南部から始まり、徐々に北上して7月初めにはほぼ国全体が雨季に入ります。したがってアラビア海に面するムンバイやコーチンなどは雨量が飛びぬけて多くなります。特に7、8月のインド訪問は、雨季としても激しい時期で時に停電なども伴います。
しかし9月からはその分インドを訪れるお客様がぐっと増える時期となります。ですから9月のご予約は、比較的お早目にされることをお勧めいたします。
<雨季>
インドの雨は日本の梅雨のように長雨が続くというわけではなく、1時間程度のスコールが日に数度あるのが特徴です。スコール以外では曇りの日が多く、湿度は高くなりますが、気温は30度を超える程度(南部では35度程度)で、朝晩は25度程度まで下がります。ただ南インドのベンガル湾沿いは、東北側から吹くモンスーンの影響を受け、11〜12月が最も雨が多い時期となります。またヒマラヤ山間の聖地を訪れる場合はこの時期が最高です。
<乾季>
雨季が終わって10〜3月の間が乾季となります。9、10月は最高気温で35度程度あり、まだ日本でいう真夏日が続きます。11〜2月になると冬となり、デリーなどでは最高気温は20度前後ですが、最低気温は零度近くまで下がることがあります。特に北部山岳部では零下何十度にもなります。南部ではそれでも最高気温は30度前後で、朝晩でも20度前後です。いずれにしても、この時期がインド旅行には最も良いシーズンになります。
<暑季>
その後、3月末から5月までの2ヶ月間が、年間を通して最も暑い夏となる暑季です。特に北部で気温の上昇が激しく、零度近辺にまで下がっていたデリー周辺で40度近辺に上昇します。中央インドでは45度を超え、また北西部ラジャスタン州の砂漠では50度近くまで上がることもあります。しかし東部コルカタや西南部ムンバイや南部チェンナイなどでは40度を越えることはありません。イギリスの植民地時代にこの時期をすごすのに良いような高原リゾート地が造られ、ヒマラヤ山ろくの避暑地や紅茶の産地として有名な東インドのダージリンや南インドのニルギル産地のウーティなど有名な避暑地があります。
(参考/一部抜粋:アジアエックス インドビジネス基本情報 シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.082(2006年09月18日発行)」に掲載)