先日 「お祓い」に行きました。
「来年こそは結婚する!」と意気込む女子が「明治神宮でお祓いをしてもらう」、
というので、滅多にない事と思い、私も付いて行くことに。
厄年さえも終わってしまい、何のためかといわれると困りますが、
理由は「体験したかったから」、につきます。
さて、いつもの明治神宮。
毎日横(原宿駅)を通り過ぎていますが、参道を歩くのは10数年ぶりです。
途中、時期の菊の展覧場や、渋谷らしい「奉納酒」と向かい合う「奉納ワイン樽」など
TV番組「タ○リ倶楽部」的なツッコミところの多いお宮です。
さて、本殿横の神楽殿で、受付をし、少し待っていると
我々4人は係の方に中へとおされました。
!!!
中はゆうに100畳を超える大々広間。(実際は160畳!)
目の前は能舞台のような木床の小舞台。
ポツンと4人が正座していると
上手から宮司がやってきて、ごあいさつ。宮司下手へ。
次に巫女がやってきて、お札を祭壇にささげ。巫女下手へ。
また宮司がきて、祭壇(お札)に祈願。
申し込みの際に書いた住所と名前まで細かく読み上げます。
(先日ちょうど、「神様は忙しいので、お願いはかなり具体的に、かつ自分の住所を必ずいうことが必須」と偶然聞いていたこともあり、納得。)
次に、お祓い棒フリフリ、フリ。
さてそれから・・
4人の古楽器を持った宮司登場。今度は大太鼓、笛などが演奏されます。
別の宮司がお清めのお祓いと、祝詞を奏上。
この後、2人の巫女が手に花を持って、神楽を舞います。
全員の頭に、神楽鈴でシャンシャンやってもらい、
最後に宮司の挨拶。
「ではお札をこちらでお渡しします」と、ここでやっと終了。
お札はもちろん、お神酒と神饌(羊羹)のお土産付き。
全行程30分の間に
我々4名のためだけに10名以上の宮司さん、巫女さん方が動いて下さったという、満足感。
畳・・・神楽・・・・古楽器・・・もうこれは外国の方が喜びそうな「古典舞踊貸切!」気分。
お祓いの嬉しさよりも、失礼なくらいお得感がありました。
(それは一緒に行った友人たちも同意見)
普段、海外旅行を扱っている人間としては
日本文化を少し客観的に味わえる不思議な非日常
カルチャー体験的にも十分お勧めです!
朝から神聖な気持ちになりつつ、ミーハーついでに
話題のパワースポット井戸「清正井」にも寄り道してしまいました。
さて、お祓いの効果はいかに・・・