ロマンティックな旅とは?

今日、お客様からのお見積り依頼メールの一文にあった「砂漠に泊まるロマンティックなプランで〜」という言葉から、ふとスタッフと「砂漠はロマンティックか?」というテーマで束の間議論を交わした。

まず「砂漠はそもそも辛い自然環境で、ロマンティックとは考えれない。」という意見がでて、
「非日常の自然の中に置かれた二人きりの心境は、ロマンティックでは?」と私。

そして「ロマンティックなホテルとは、デラックスホテルか?」
これも私はNO.
私が思い浮かべるのは、星数とかが関係のない 小さめのブティックタイプホテルだ。

結局、ロマンティックとは、本人の主観以外の何物でもなく、
我々旅行会社は、
お客様が「どんなものをロマンティックに感じそうか」「どんな状況をロマンティックに思うのか」を
メールの文面から可能な限り汲み取るしかないし、旅程に活かさなけれならないんだね、
という 当たり前といえば当たり前の話で一旦終了。

こういう議論を交わしながら、プランは練られていく当社の日常。

さて、
寒空の中 自宅マンションの非常階段で、遠くにレインボーブリッジの夜景を眺めながら、恵方巻を無言で喰らう私と友人は、
果たしてロマンティックなシツュエーションといえるのか?

ロマンティックとは、結構哲学的かも?と思った節分の夜。